みはるやのこと
「熱川温泉」は伊豆半島東海岸の海岸まで続く山々の斜面に広がる静岡県賀茂郡東伊豆町の温泉地です。源泉温度は約100℃で、源泉数は豊富で温泉地の各所から高温の湯煙が立ち上る温泉櫓が見られ、中には地上15メートル以上も吹き上げる源泉もあり、豊富な温泉資源を物語っています。
開湯は室町時代に築城の名手として江戸城の築城に携わった武将の太田道灌が天城に巻狩をしている際に、怪我をした猿が川底から湧出する温泉で傷を癒しているのを発見したのがはじまりとされています。温泉が湧出する川が温かかった事から熱川(あたがわ)と呼ばれる様になったともいわれています。
“みはるや”の前身は、大正時代からこの地に旅館を構え熱川温泉の発展とともに歩んでまいりました。この古き良き伝統を受け継ぎながら時代に合わせた日本旅館のあり方を“みはるや”は、探求してまいります。
三つの春を意味する“みはるや”の屋号は、「温泉」「料理」「客室」のすべてが、お客様に春爛漫の笑顔でご満足いただけますよう、願いを込めたものです。 このロゴにお客様のご多幸をお祈りする工夫を施しております。 書道家の永島美織さんによる“みはるや”の文字は、通常画数は九画となりますが、「や」の点を削除することで末広がりの八画に収めました。
書道家プロフィール
永島美織さん
書道家プロフィール
永島美織さん
5歳より書道を始める。九州朝日放送キャスターリポーターを経て現在はフリーアナウンサーとして活動。その傍ら、書家としての活動を広げている。
自らを華書®︎家(はなしょか)と名乗り、心に寄り添う作品作りを心がけている。